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2日目
親愛なる深雪さん、お元気ですか
今、私はスケさんと一緒に会長のお伴で、得体の知れない所に来ています。
説明が下手でごめんなさい。私の日本語能力では現状を説明できる言葉が他に浮かばないのです。

どうやらどこかの島のようなのですが、どうも日本では無いような雰囲気なのです。
スケさんが言うには何か遺跡があるようです。
それもやはり日本の物ではなく、また私たちの知っている他のどの文明にも当てはまらない物が。

恐らくこれからその遺跡を探索する事になると思います。会長の性格上。
いつ日本に帰れるのかわかりません。
クリスマスまでには帰りたいです。美味しいシュトレンを一緒に食べましょう。

実を言うと、この手紙を出すあても無いのですが、
深雪さんに対して何かせずにいられなかったので書いています。
どこかで手紙が出せれば、出します。出せなかったら日本に帰ってから渡しているかもしれません。

今ここに貴方がいないのがとても寂しいのですが、こんな得体の知れない所にいなくて安心もしています。
やはり、上手く説明できませんね。ともかく、早く日本に帰りたいです。

貴方に会える事を楽しみにしています。


 カクリッヒ・アツミハルト 


「ここが目的地ですか?」
スケは辺りを見回しながらミツクニスに聞いた。
「まあそうじゃのう」
「ご隠居、今日はどちらへ?」
サラリと答えるミツクニスに、普段の業務のように問うカク。
ここはどこなんだ?とか、何でこんな所へ?とか質問しようとしていた気が削がれる。
「スケさん、様子はどうだったかの?」
逆に問われたスケは、ため息混じりに、見て来た事とそれに関する考察や感想を報告する。
面倒な事は嫌いなスケだが、この辺をカクに任せると
見た目の仔細な報告だけで、雰囲気とか気配というものが全く伝わらないので仕方ない。
「だいたいこのあたりは把握しました。…なんにもないという結論に。」
結論を述べ、思い切って切り出す。
「ご隠居、これじゃあ世直しっていうか、組織の膿出し以前の問題ですよ…。」
「フォッフォッフォッ」
ミツクニスはのんきに笑い、適当な方向へ歩き出す。その後に離れない様にカクが続く。
思い立ったのでお供を連れてお忍びの旅に出ただけなんじゃがのう…
心の中で呟き、ミツクニスは空を見上げた。
「ヤレヤレ。こんなサウナもないようなところで何日過ごすのやら。…はっ!洗濯は?服はどうやって洗うんですか?」
後ろからスケのボヤキが聞こえる。
穏やかな天気。お忍び日和である。

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今日のメニュー

スケ:
パンくず を料理し、 プロバンスのスープに合うラスク をつくりました。
「カリカリなのが旨いんだよ。」

カク:
おいしい草 を料理してもらい、 地中海に面した牧場の牧草の香りサラダ を受け取りました。
「肉質…もとい、筋繊維がきめ細やかになるぜ。カク。」

会長:
パンくず を料理してもらい、 ふんわりサンドイッチ(梅干し) を受け取りました。
「日本食は体にいいと聞きますよ、ご隠居。」

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