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11日目
深雪さんお元気ですか

やはり猫は襲ってきました。何故か鳩と一緒に。
鳩がものすごい勢いで突ついてくるので、払い除けている内に猫は居なくなっていました。
「カクが弾き飛ばした」とスケさんは言いますが、良く覚えていません。

ひよこ型のお菓子は聞いた所によると「おすすめは頭だけ食べて平たくする」そうです。
予想外の食べ方でした。でも好きな食べ方で大丈夫だそうです。
とりあえずお勧め通り食べてみようと思ったのですが、うっかり頭を食べる前に平たくしてしまいました。
その状態が何かに似ていると思ったら、以前深雪さんと一緒に買った鳩の形の焼き菓子に似ていました。
あれは鎌倉に行った際でしたね。
あの時深雪さんは観音像に感動していましたが、私は像よりもその時の貴方が
……………


はぁ…
カクは手帳を閉じ、ため息をついた。もうため息までセットで日課である。
書けば書くほど気持ちが沈む。
先日、人と話していた時に色々想いすぎた所為か、
些細な事でも連鎖的に手紙の相手の事を思い出してしまう。
…。
何か別の集中できるような事をしようとカクは考えた。
スーツが傷んで来たので補修しようか
むしろ新調する手もある。勿論縫うのは自分だが。
とすれば、スケが作っていたスーツの型紙を借りて
しかしスケの型紙では自分にはキツイ。
まずはスケに型紙の補正依頼を出す。
持っている間は何をしていようか。
…あ。
アレ作ってみるか。子供の頃失敗したけれど、今なら出来そうな気がする。先に試しに……
何か思いついたカクは、紙になにやら不定形な図を描き始めた。

「最近、肩がこるのう。デスクワークでなく、冒険をしているせいかのう。」
「ああ、じゃあカクに…」
肩を揉ませようと言いかけて、スケは口ごもる。
以前、カクに首やら肩やらを揉んでもらって、強烈な揉み返しが来た事を思い出したのだ。
「…俺が揉みますよ;」
そう言って座っているミツクニスの後ろに回る。
「うっかり!」
ハチが何か言っている。何か好意的な台詞のようだ。
そう言えば…と、肩を揉みながらスケは考えた。
ここ数日ハチを見ていたから全く気にならなくなったが、今更のようにこの島の生態系は異常だ。

昨日は鳩二羽と猫という、聞いただけならずいぶんと可愛らしい生き物達が俺たちの前に立ちふさがった。
「会長!スケさん!」
いざ戦闘と言う状況で、珍しくカクが慌てていた。
「とても憂慮すべき事態です。」
「どうした?」
どこか怪我でもして動かせないとかだったらまずいなと、緊張が走る。
「あの小動物達…愛らしすぎて自分には殴れません!」
…。
おーい。
そう言えばコイツこの間、果たし状を飛ばしてきたムナちゃんにもレトリバーが、とか言ってたもんなぁ
仕方ないな…。
「いいか、カク。あいつらはああ見えて実は凶暴なんだ。ほら、よく声を聞いてみろって。」
「にゃ〜♥」
「……。」
いやあ、そんなに涙目でこっち見つめられても。

しかし戦闘に入った瞬間、鳩が正体を現しやがった。
「突き殺すぞコラ。」
これで吹っ切れたのかカクは何とか敵を見ないように苦労しながら戦っていた。

そのおかげか簡単に三匹をのすことができたし、会長はまた鳩を手懐けたみたいだし。
今も後ろをうろついているこの鳩も、ハチみたいに戦うんだろうか。
いつかコイツも…団子になるんだろうか?
「うむ、楽になった。ありがとう、スケさん。」
「いえいえ、どういたしまして。」

肩揉みを終え、さて何をするかな、と思ったところへカクがやってきた。
「スケさん。このスーツの型紙、私のサイズに補正して貰えませんか。」
「スーツの型紙?ああ、これのやつな。」
自分の着ているスーツをちらりと見る。先日自分で型紙ひいてカクに縫わせた物だ。
原型も省いて、元になるパターンも無しで、仮縫いもしなかったのに、
この出来はほとんど神業である。
「任せとけ。すぐ片づけるよ。」
気をよくして、がさがさと紙を広げ、手際よく線を引いて切り抜く。
「ほれ、これでなんとかなるだろ。」
「早いですね!ありがとうございます。」
きっちり一回りでっかくしただけだから歪みとかでそうだけど…ま、いいか。
…神は手を抜いたようだ。

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今日のメニュー

スケ:
おいしい草 を料理し、 ほうれん草のクリームシチュー をつくりました。
「寒い時は暖かい食べ物だよな。」

カク:
おいしい草 を料理してもらい、 ほうれん草とカリカリベーコン(?)サラダ を受け取りました。
「ああ、このカリカリ状の物は…まあその、なんだ。    大丈夫、旨いぞ(爽」

会長:
おいしい草 を料理してもらい、 ほうれん草とタケノコの春巻き を受け取りました。
「たまには揚げ物も美味しいですよ。栄養つけないと。」

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