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15日目

「えーとつまり」
チョコを手にした人物が癖のある淡い黒髪を掻きながら苦笑いを浮かべた。
「このチョコはスケさんが、エプロン姿でチョコ刻んで湯煎にかけたりして固めたアレなわけか。」
「ええ、そうです。」
カクがあっさり頷く。スケのエプロン姿など日常の見飽きた光景でしかない。
「ビジュアルで想像するとなんつぅか、こう・・・いや、ありがたくいただくけどさ。ゴチになります。」
「それとですね、こちらが…」
どこに持っていたのか、カクはかばんを取り出し、中からもう二つ包みを取り出した。
「ワシらからの分じゃの。」
カクの後ろからひょっこりミツクニスが顔を出す。
「うっわ、偉い人来たーーーァ!!こ、こりゃどうもいつもスケさんとカクさんにはお世話になっております。
 私、こういうもので・・・」
てきぱきと名刺を取り出し、差し出す。
[バルドゥイノ・ヴェステンドルプ] 会社名や連絡先なども書かれている。
「これはご丁寧に。カクさんや」
「はい。」
先ほどのかばんから、今度は名刺入れを取り出し、ミツクニスに渡す。
「今後もよろしく頼みます。」
「いえ、こちらこそ。」
名刺交換完了。
「ところでこれもチョコですか?」
「開けてみて構いませんぞ」
ミツクニスに促され、中身を確認する。
箱を開けるとそこには山吹色のお菓子!
「なんだこの芸コマ金色団子は!!スゲー!!可愛いじゃないか!!うっかりすると敵のビームとか跳ね返したりしそうじゃねぇかッ!!」
「うっかりー///」
ミツクニスについてきていたハチ(お菓子のモデル)が喜んだ。
「バルド君は反応が面白いのう。」
「喜んでいただけたようで、安心しました。」
ミツクニスとカクも顔を見合わせて笑顔になる。
「そういや、スケさんが「慣れれば菓子作りはカクさんのほうが上手くなるんじゃないか」とか言ってたが。正にその…
 ……はっ!!」
バルドが何やら息を呑む。
「しまった、あまりに動揺して定番の反応ができなかったッ!!「お主も悪よのう」とか言うべきだったか!」
「いや、金色ですが本物のお菓子ですから…。」
「ほっほっほ、バルド君は本当に反応が面白いのう。」

営業終了。

用事を済ませたミツクニスとカクが戻ると、スケは布団に包まってゴロゴロしていた。
「機嫌が悪そうじゃな…」
思い当たる事は一つある;
「…夕飯までそっとしておきましょう。」
ミツクニスとハチは休憩、カクは裁縫をする事にした。

木瓜 から 白いテディ・ベア という 格闘 を作製しました。
「できたー♪」


深雪さんお元気ですか?
先日書いたちょっとした物が出来あがりました。
なかなか良い出来だと自画自賛しています。
もう少し練習したら
深雪さん用に新しい物を作ってプレゼントしますね。

こちらは相変わらずです。
会長は生き物を捕まえてばかりですし
スケさんは肉抜き料理を作ります。
……

少し考えて、締めの挨拶とサインを入れて手紙を終わらせる。
バレンタインの事を書くのはやめた。
一番渡したい人に渡せず、一番貰いたい人から貰えず…
それなのに、業務命令で大勢に渡す事になり…
面倒な行事だったなァ…
どうして日本はこういう変なやり取りが多いんだろう。
やれやれとため息をつく。
それから
不貞寝しているスケと、ハチと遊んでいるミツクニスに目をやり
それから
自分の荷物を見た。
中から小さな包みを取り出す。かわいらしい包装、甘い香り。
どうしようかなぁ、これ…
昨日、スケがまだ配り歩いている時、なにか頭と手の生えたポストのような物がやってきて
「カクリッヒ様宛だけでありますレター」と言って置いて行ったのだ。
それは先日知り合った「しーくん」と名乗る小さな妖精のような少女から届いたチョコ。
スケには何も届いていないのに、自分にだけ届いたのがバレたら…
何されるんだろう?
今までに無い状況なので、本気でわからない。が、あまり良い展開にはならない気がした。
逆だったら良かったのになぁ;
スケにだけ届いて、自分に届かないのであれば何も問題は
「なぁにしてんだカクぅ?」
「うわあああああっ?!」
鬱々とした様子のスケが背中に張り付いて覗き込んで来た。
驚いたのと慌てたのとで、思わず銃を突きつけられたかのように両手を挙げる。
それはそれは勢い良く。
「何でもないです!」
「あれ?さっきまでなんか持ってなかったか?」
「え?」
スケに言われて自分の手を見る。
何も持っていない。

「あああああっ?!」

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今日のメニュー

スケ:
おにく20 を料理し、 生ハム をつくりました。
「シンプルにな。」

カク:
はちみつ を料理してもらい、 ぷーさんのはちみつきゃんでぃ を受け取りました。
「…すきだろ?こういうの。」

会長:
おにく20 を料理してもらい、 ソフトジャーキー を受け取りました。
「会長の歯でもたべられるようにっと。」

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